スワンのお話

こんにちは。Tralalala.です。

最近とあるドラマにドはまりしてしまい、
恋をしているかのように毎日ふわっふわしています。
なんでそこまで?と自分でも疑問に思っていましたが
作品作りにおいて、演者さんやスタッフさんが真摯に丁寧に向き合い
その作品が良くなるなら手間も惜しまず、
何ならその手間さえも楽しんで取り組んでいるのが伝わってきたから?
奇をてらう事も嘘をつく事も無く、根本の強い想いがブレてないから?
…と、現場の裏話を読んで思いました。

そのドラマも明日終わるんですけど(6/1時点 悲しい 明日が来ないでと本気で思ってる)。
なんで急にこんな事を綴ったかというと、
モノづくりという点で、自分にも通ずる所があるなぁなんて思ったから。

先日、とても嬉しい事がありました。

テナライの担当さん(通信講座、絶賛開講中だよ!)から1通のメールが届きました。
ホビーショーで私の猫のブローチを付けていたら、
ある女性から「あ、そのブローチはもしや…?」と声を掛けられたそう。
その女性は、以前スワンのブローチを買って下さった事があるらしく、
それで猫のブローチに気付いたみたい。

その後少し会話した時に、実は…と教えてくれたそうです。
スワンのブローチを見ていると自分も頑張れるんです、と。

スワンのブローチは、私が立体的なブローチを作ろうと思って考えた初めての作品。
どうやったら頭の中で描いている”可愛い”を表せるんだろう?という事だけを考えて
編んでほどいて編んでほどいてをひたすら繰り返し、
手探りで作り上げたので、思い入れもたっぷりなもの。
私、頑張ったなーなんて事は思わないけど、何だか夢中だったし、必死だった。

ああ、こんな気持ち、最近ちょっと忘れてた。

私、今がむしゃらにできてるかな。

モノづくりを始めた時の想いの根本は、今になってもブレてはいないと思うけど
やはり綺麗事だけじゃないものも混ざって、今に至ってる。
それは決して悪いとは思っていないけど、一度立ち返ってもいいのかな。
そんな事を気付かせてもらいました。

私は本当に自分の事に鈍感で、照れて誤魔化したりもしちゃうから
文字にして伝えます。

声に出して想いを伝えて下さる方も、ひっそりと気に掛けて下さる方も
皆さんいつもありがとう。
応援してもらっているお陰で、この仕事も続けられています。

良かったら、これからもどうぞよろしくお願いします。