花と、花咲くひとたちと の記憶

こんにちは。Tralalala.です。
20日まで札幌にて開催していました[花と、花咲くひとたちと]は、無事に終了いたしました。
来て下さった皆様、遠くから見守っていて下さった皆様、本当にありがとうございました。

展示に伴い、15日よりたじまさんと二人で北海道に行ってきました。

北海道に行こうと決めたのは去年の事。
同日開催していた林美奈子さんの個展を見に行こう!というのが当初の目的でした。
2016年は「旅」と、ここでも書いていたしね。
それが、美奈子さんの計らいとたじまさんの強い気持ちで、私が横でぼんやりしている内に色々と決まったのでした。

ギャラリー犬養さん。
オーナーのおじいちゃんのお父さんの時代(うろ覚え)に建てられた古い洋館。
1Fに展示室が4つとカフェ、2Fに展示室が1つ。
建物から素敵…どの部屋も、建具も、壁や床の材質も全部素敵。


なのに、全然写真を撮っていない始末
ここは、出会いの場所


関東にいた私たちに変わり、オーナーさんと同日搬入のアーティストの方々が作品を配置して下さいました
本当にありがとうございました…もう、北に足を向けて寝れない…


前に展示室を使われていたitsukaさんが、各展示室にお花や植物を残して下さっていました 優しい…
日に日ににょきにょきと成長


緑が見える大きな窓があるのを知り「ここにお花人間を!」と指定させて頂きました
自由に伸びやかに咲くお花人間のひとたち
たじまさんの新しい木片の花達と共に


ペチカにはたじまさんの作品集がずらり


湯河原の鳥も北へ

見ず知らずの2人の展示にも関わらず、沢山の方にじっくりと見て頂き感謝ばかりです。
芳名帳にも沢山お名前と一言を残して下さり、本当にありがとうございました。

皆さん全部の部屋をじっくりと、とても楽しんで回られていたのがとても印象的で。
その後、カフェでゆっくりお茶とお話を楽しんで帰られる方も多いようでした。
展示を観に来る、でも犬養で楽しい時間を過ごしにも来る、という感じでしょうか。
「楽しい時間を過ごしにくる」という感覚が、私も何だかとても嬉しく思いました。

展示内容に関わらずギャラリーには頻繁に来るという方や、とりあえずカフェに集まるという方、
オーナーさんの知り合いで夜な夜な飲みに来る方…犬養さんは人が集まる場所でした。
私たちも、在廊(していたけど、していませんでした…すみません。後述。)の間、とても楽しく過ごさせて頂きました。

札幌にお越しの際は是非是非訪れてみて下さい。


在廊の日、私たちは2階の「粒々研究所」で、オーナーの叔父様手作りケーキで毎日ティーパーティー
ギャラリーにいるにも関わらず、展示室を空にして、”お客さん扱い”に甘えてすみませんでした…でも贅沢でとても楽しかったの…

美奈子さんの展示の様子は、紙と薄荷と古本とにて!

今回の展示はいつも以上に、人の優しさの基に成り立っていました。
お会いした全ての方々に本当にお世話になりました。
札幌の人、優しくて温かかったな…

また行きます。